アレルギー

イソフラボンの共通の効果とは

大豆に含まれる「イソフラボン」は有名な成分です。
また、「プエラリア」と名の付く製品も最近よく見かけますね。
名前がまったく違う両者ですが実は共通する点があるのです。
それはどんなものなのか、今回はその共通点を見ていきましょう!

イソフラボンとはフラボノイドの一種で、女性ホルモンと同じ化学構造をもっているためそれと似た働きをします。
そのため、エストロゲン不足で引き起こされる更年期障害の不快な症状を緩和してくれます。
女性ホルモンの増加により、胸にある乳腺を刺激してバストアップ効果が狙えます。
女性らしい身体を求めている人には嬉しい成分です。
また血液中のコレステロールを下げて血流を正常にし高血圧を予防したり、骨粗しょう症を防ぐ働きがあります。
きな粉や豆腐、豆乳に多く含まれ、作用は弱しですが、自然な形で摂取できるので身体に優しく安全です。

プエラリアは植物であり、この植物だけに含まれる有効成分「ミロエステロール」が女性ホルモンを増加させてくれます。女性ホルモンの増加と言う点が主な効能であることがイソフラボンとの共通点です。
そのため、イソフラボンを摂取した時と同じような効果が得られるため、女性ホルモン系のトラブル、女性らしい身体つきを維持していきたい女性にはぴったりのものなのです。

しかし、プエラリアが女性ホルモンに与える作用はイソフラボンの1000倍と言われているほど強いのです。
もちろん、イソフラボンでも一日の摂取量を守りコツコツと続けていたのなら効果は現れますが、もし、それよりも早く確実に効果を得たいのならプエラリアを選んだほうがよいでしょう。
ただし、効果も強い分だけ副作用のリスクも大きくなりますので、メーカーが指定する量や一日の摂取量200mg~400mgの量を守り摂取しましょう。

これらの二つはこのように同じような働きをしますが、作用の強大きさに違いがあります。
一日の摂取量さえ守れば副作用の心配もありませんが、サプリメントか、普段の食事からかを選ぶときには身体に合った方を選んで使用しましょう。
また、よく混同されがちなプエラリアとノコギリヤシの違いについてもしっかり知っておきましょう。